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管理会社はどうなる?



ヒューザー破産、「時間の問題で・・・」

 耐震強度偽装問題で、十二月十四日現在で十棟以上の強度不足マンションを分譲した潟qューザー(本社東京、小嶋進社長)の「進退」が注目されている。十二月四日に千葉で開かれた説明会では同社専務が「手持ち資金九億円、借入金は九十三億円」と説明したとされるが、現在事業停止状態に陥っている点も重ね合わせ、同社の破産は「時間の問題」とささやかれている。だがヒューザーが破産した場合、系列の管理会社はどうなるのか。

 ヒューザー分譲物件の管理は、基本的に系列の潟Oランドサービス(本社東京、高橋輝昭社長)が受託している。創業は昭和五十八年で、(社)高層住宅管理業協会等のデータによれば平成十七年三月現在の総合管理受託戸数は千八百八十五戸。管理組合数は六十二。以前は小嶋進氏、現社長の高橋氏が取締役を務め、小嶋氏の夫人・小嶋百合子氏が代表取締役に就任していた。資本金は一千万円で、総資産は約一億三千万円。

 ヒューザーの破産で焦点になるのは、グランドサービスの「親会社」であるハウジングキャピタルの動向だ。株主構成は不明だが、小嶋百合子氏が代表を務める一方、ヒューザーのホームページには関連会社として紹介されており、「法人」として一定割合の株式をヒューザーが保有している、と考えられる。
 仮にヒューザーの破産でハウジングキャピタルが飲み込まれた場合、グランドサービスにも大きな影響が出そうだ。
 定期的な現金収入が見込める分譲マンション専業の管理会社は、親会社等との間に特別な債券債務が存在しなければ、資本関係を解消するなどして「生き延びる」ケースがある。だがヒューザーが背負った債務の大きさや、強度不足の自社分譲マンション区分所有者への補償をどうひねり出すのか、といった問題を考慮すると、破産管財人がヒューザーの資産を一円でも多く現金に換金し、債権者に分配する方向性を打ち出す可能性が高い。
 グランドサービスについては株式を売却する、あるいは同社の資産を処分した後、会社を整理する選択が考えられる。

 

〔(株)マンション管理新聞社発行 マンション管理新聞 第662号より抜粋〕

 

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