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女性居住者が退去



宝塚第3コーポラス 強制執行2日前に
 
 兵庫県住宅供給公社から昨年12月12日付で建物明け渡しの強制執行を申し立てられていた「宝塚第3コーポラス」(築33年・131戸)に1人で暮らす70代の女性住民が執行予定日2日前の1月22日、市内の公営住宅に自主的に退去した。
 退去先には、宝塚市や公社が案内していた物件の中から、公社の依頼などで昨年9月ごろから市が提示していた市営住宅を選んだ。市側も、すぐにでも入居できるようにしていた。
 市から提示された物件は、女性住民の希望通りの物件ではなかったが「距離的には不満はあるけど、体調が優れないし、これ以上延ばしても、ずっとここにいれるわけじゃないから」と話す。一時は強制執行に対して異議申し立ても考えたが「体力の限界。異議申し立てしても、どっちにしても替わらないといけないでしょう。それを思ったからね」。
 一方、申立人で居室の所有権者の公社は「円満に退去していただいたと思ってます」とした上で、「(家財の)忘れ物があったらいつでも飛んで行く覚悟はしています」としている。
 市営住宅はエレベーター付きで、代替住宅は、1DK39.8平方メートルで家賃は月額19,400円。従前の37.7平方メートルと比べて多少広い。同マンションからは1つ町を隔てた場所にあり、従前の最寄駅からは成人で徒歩約22分かかり遠い。単身の高齢者などが保証人を付けられない場合、緊急時の連絡者を付けることで入居できる形になっている。

〔(株)マンション管理新聞社発行 マンション管理新聞 第731号より抜粋〕

 

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