大京アステージ 管理組合資金約8,000万円
大京アステージは3月5日、沖縄支店元係長が管理組合の運営資金約8,000万円を着服流用していたと発表した。2月22日付で元係長を懲戒解雇し、刑事告発を検討している。被害に遭った19の管理組合には報告を行い同社が全額弁済した、としているが、着服期間は約8年に及び、社内でのチェック体制の甘さが浮き彫りになった。業界最大手の不祥事だけに波紋は大きそうだ。
着服期間8年間も 会社側が全額弁済
大京グループ広報によると、昨年4月大京アステージによる沖縄大京の吸収合併に伴い、会計業務の本社集約に向けた変更作業の過程で発覚した。
元係長は平成12年1月から20年1月までの間、判明している分だけで約8,000万円を、担当していた県内19の管理組合から私的に流用。架空の支出で理事長の承認印を得たり、ペイオフ対策として管理組合口座から別口座への移管の際一部横領したまま残高証明書を偽造するなどして発覚を防いでいた。
動機について「借金返済に充てた」と話しているといい、大京アステージは被害組合を訪ね、お詫びと説明を行い全額弁済した。
同社は「お客さまと関係者の信頼を損なう結果となり、深く反省いたします。心からおわび申し上げます。関係役職員を厳正に処分いたします」とコメントを発表している。
〔(株)マンション管理新聞社発行 マンション管理新聞 第735号より抜粋〕
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