東京・亀有署 約5,000万円横領容疑
警視庁亀有署は2月29日、約5,000万円の業務上横領容疑で、葛飾区内のマンションの元管理組合理事長・井上直彦容疑者(60)を逮捕したと発表した。
5年間で103回の不正引き下ろし
調べによると、井上容疑者は管理組合理事長を務めていた平成13年6月から18年4月までの間、130回にわたり、3ヶ所に開設されていた管理組合の普通預金口座から約5,000万円を引き下ろし着服した疑い。亀有署が28日逮捕した。
被害者である管理組合は井上容疑者を刑事告訴する前の平成18年、業務上横領に気付かず業務を行っていた当時の管理会社に対し、「善管注意義務を尽くさなかった」などとして1千万円の損害賠償請求を求め、東京地裁に提訴していた。
ワンマン理事長の要求に応じて管理会社は保管用口座の預金通帳を返還したが、決算書類作成時に残高証明書や通帳原本などを確認していないとされ、管理会社が管理組合に450万円支払う形で和解した。
刑事告訴は昨年行われた模様で、暮れには元管理会社も警察に事情を説明していたという。
〔(株)マンション管理新聞社発行 マンション管理新聞 第735号より抜粋〕
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