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相場が見えない消防点検費用
点検と改修工事は分離して相見積を
分譲マンションの管理業務の中で、最もサービス内容に差が無いものの一つとして消防設備の点検業務があげられる。
しかし意外にも、実際に見積をとってみると業者ごとの提示する価格差に驚かされる。5社以上の相見積を行なうと、必ずと言っていいほど最安値と最高値では2倍以上の価格差がつくのだ。一般的にみても非常に特殊な業界であることが伺える。
消防点検を行なう防災業者は同時に不良部分の改修工事も行なうところが殆ど。点検費用は安くとも改修工事で儲けようとする業者もいる。点検後、不良箇所があがれば、点検業者も含めて他社との改修工事の相見積を行い、業者を見分けていく必要がある。
マンションの消防点検は、戸建て住宅と違い、法律で義務付けられた消防点検を実施しなければいけない。年に2回、火災報知器、避難通路やハッチなどを点検することが消防法で規定されている。
もちろん、その点検費用はマンションの管理組合、つまり区分所有者が月割りで管理会社を通して、支払っているのが一般的である。適正価格の判断は難しいが、点検項目自体は機能確認で資格も明確なので、業者の違いによる作業の質の差は少ない。見積の依頼も前回の消防点検報告書と竣工図面があれば、現場調査は必要ない。
消防点検業務に限らず、管理会社に任せきりにしないで、管理組合自らが積極的に各管理業務のチェックを行なうことが必要である。
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