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決算報告書からわかるマンションの健全性
問題多い決算報告 
内容チェックは不可欠!

 
 
年度末の総会時に管理会社が提出する決算報告書。住民が毎月払う管理費や修繕積立金の行方が記載しされているにもかかわらず、現状では住民がその内容に注意を払うことは非常に稀です。
  「赤字になっていない」「余剰金が出ている」という結果だけを見て安心するのも危険です。決算報告書の見方を理解し、内容をチェックするだけで経費の削減のヒントも見えてきます。

毎月集める管理費で管理費用を全てまかなうのが基本
 下の決算報告書の様式はどこのマンションでも用いられる標準的なものです。まず、決算報告書をチェックする上で最も基本的な考え方は、住民から毎月集める「管理費」で日常の管理費用を全てまかなえる状態が健全であると言う点です。よって「駐車場使用料等」の施設使用料や「水道料金」が収入の項目に上がっているという時点でおかしいということがわかります。


決算報告書チェックポイント
駐車場使用料・駐輪場使用料
「駐車場使用料」等の施設使用料が全額またはその大部分が収入の部に組み入れられている場合は注意が必要です。これらの特定施設の使用料は、その特定施設の改修等に充てるべき費用とするのが正当な処理の仕方です。
水道料金
専有部分の水道料金を一括徴収している場合の「水道料金」も本来は「預かり金」として別会計で処理することが望ましいと言えます。そしてその余剰金は、積立金や水道関係の修繕費に充てることが正当な処理の仕方であるのですが、下記の例のように水道料金が一般管理の収入に繰り入れられているとその余剰金は管理収入として処理され、実質的な管理費の上積みになるので要注意です。
委託管理費
支出の部の「委託管理費」その内容を明確にしていない場合は、丼勘定が可能になるので注意が必要です。
その他個別の点検費
その他個別の点検費も管理会社を通して契約している場合、割高になることが多いのです。


決算報告書のチェックから自主的な資産管理を!
 このように一見すると余剰金が出ており、健全なマンションに見受けられう場合でも収入・支出の項目を改めて整理すると赤字会計であるマンションが非常に多いのが現状です。その付けを将来被るのは他でもないマンションの住民です。自分たちのマンションは自分たちで管理するということを「決算報告書のチェック」から是非始めてみましょう。


 

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