| 近年、急激にピッキングによる空き巣の被害が増加している。特に管理人不在時のマンションが狙われるケースが目立つ。しかし、分譲マンションの場合専有部分と共用部分が存在する関係上、防犯対策に要する費用負担の問題が必ず発生するため、迅速に対応出来ず頭を抱えておられるケースも少なくない。
奈良県生駒市のCマンションも同様に問題に直面していたが、管理費アップや住人臨時徴収なしで防犯対策を強化することに成功した。
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奈良県生駒市 Cマンション 築5年 5階建て 48戸
管理会社への委託管理費12,490円 修繕積立金1戸当り月額9,577円 |
| 昨年、Cマンションで日中管理人不在時にピッキングによる空き巣の被害が相次いで発生した。管理組合では臨時総会を開き、下記対策議案をうち出した。
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| @管理員勤務日時増加・・・・・・週4日⇒週6日にし、監視の目を光らせる。
A各戸玄関扉シリンダー錠取替・・ピッキングが難しいシリンダー錠に取替える。
B通用口ドアクローザー設置・・・通用口のドア開けっ放しを防ぐ。
C防犯カメラ設置・・・・・・・・共用部分にカメラを設置し、監視する。 |
| @〜Bが可決され、実施する運びとなった。これらには当然費用負担が発生するが、決議により防犯の為にはやむなしという結論。下記がその費用明細。
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| 対 策 |
費 用 |
| @管理員の勤務日数増加 |
管理会社への管理費支払額
¥59,850/月アップ |
| A各戸玄関シリンダー錠取替 |
\1,000,000 |
| B通用口ドアクローザー設置 |
工事業者のサービス |
| Aについては管理費一般会計の余剰金でまかなう事が出来たが、@の管理員の勤務日数増加は管理会社との交渉もむなしく、管理費をアップするしかなかった。1戸当りの個人負担増額は月額1,246円アップとなる。そこで、管理会社自体の見直しを検討、複数の管理会社による入札を行い、管理費の削減を図ることにした。
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従来の業者 |
A社 |
B社 |
C社 |
D社 |
| (月額) |
\659,400 |
\412,650 |
\415,433 |
\465,150 |
\466,830 |
(※入札結果の一部。実際には15社で入札を実施。)
| 結果、本来住民一人当り月額1,246円の値上げが必要だったものが、逆に3,893円のコストダウンが図れることとなり、対策Cのカメラ設置も可能となった。
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| 〈 防犯対策実施時の管理費比較 〉
マンション全体 住民一人当たり マンション全体 住民一人当たり
59,850円/月 1,246円/月 ⇒ ▲186,900円/月 ▲3,893円/月
718,200円/年
14,952円/年 ▲2,242,800円/年 ▲46,716円/年
コストアップ コストダウン
全体差額1,524,600円/年 |
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