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マンション高速インターネット導入



通信速度の「光ファイバー」、施工性の「ADSL」

 IT革命の名の元、新規分譲マンションにおいては高速インターネット常時接続サービスが当たり前となってきた。現在これらのサービスの低料金化が急速に進み、既存マンションでも導入を検討しはじめるところが増えてきた。マンションにとって最適な接続方式は?その方法は?導入は組合単位か個人単位かなど、各種接続サービスを分譲マンションへの導入という視点から検討する。

 現在、マンションで導入できる高速インターネットの接続方式には、超高速インターネットアクセス網と言われる@光ファイバーと、高速インターネットアクセス網として挙げられるAADSLB加入者系無線アクセスシステムCCATVがある。

 いずれも高速で常時接続が可能なサービスである。それぞれの特徴は下に示した表の通りだ。通信速度では「光ファイバー」、施工性・柔軟性では「ADSL」である。ただしADSLはメタル回線(昔からある銅線を使用した回線)でないと導入できないため、最近都市部のマンションでも増えてきた光ファイバー化された地域では基本的にはADSLサービスを受けられない。

 またADSL以外はいずれもマンションへ専用接続線を引き込むため、管理組合としての導入の決議が必要となってくる。引き込んだ専用接続線から各戸への棟内LANは現状では既存電話線を活かせる「HomePNA」方式(※1)が有効である。電話線はどの住戸にもあり、住戸内の工事が必要ないからだ。

 但しこの場合も電話線をインターホンに利用していたり、配線が老朽化している場合には導入できない。このように、マンションへの高速インターネット設備の導入には、一戸建て住居にはないいくつかの特別な問題も存在するため注意が必要だ。

<主な接続サービス内容比較>

 

組合決議の
有無

速度
月額使用料

工事内容

その他

@光ファイバー

必要

ISDN1000倍以上

\5000

マンション内に光ファイバーを引き込む

AADSL

ISDN824

\2830

既存の電話線を使用

個人での加入も可

B無線

必要

ISDN830

平均\5000

共用部に専用共用線を引き込み親機設置

CCATV

必要

ISDN824

\5000〜¥6000

マンションへケーブルを引き込む

※1 HomePNAとは

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